タイミングは「契約更新月」の確認が必須!

格安携帯といえば今やメジャーな存在になり、興味はありますよね。

特徴は何いっても月額料金の安さ。そのため、現在ドコモ、au、ソフトバンクを利用しているユーザーが格安携帯に乗り換えるケースが増えつつあります。

格安携帯へ乗り換えるタイミングは?

そこで、実際に格安携帯に乗り換える場合、悩むのが乗り換えるタイミングではないでしょうか?

携帯の解約にはつきものの「違約金」。
できるだけ支払うことなく損せずに乗り換えられればベストですが、そのタイミングが難しいのです。

ここからは、携帯キャリアから格安携帯に乗り換える際のタイミングについてご説明いたします。

▶︎目次

1.格安携帯に乗り換えるタイミングは「契約更新月」の確認が必須!

携帯キャリアのMNP(携帯乗り換え)で最も厄介なのが「違約金」。
正式には「契約解除料」を指します。

この違約金に大きく関係してくるのが、キャリアが設定している「契約更新月」。

乗り換えるタイミングは「契約更新月」の確認が必須!

まず、各キャリアの料金プランや割引サービスは「2年自動更新」が基本。
その仕組みは、2年ごとに「契約更新月」という期間が設けられており、契約更新月に契約者から申し出がない限り自動的に契約が更新されます。

そこで、何らかの理由で2年未満に解約したり、契約更新月以外で解約したりすると、キャリア共通で9,500円(税抜)の支払いが請求されるのです。

キャリアの契約更新月はこちらもキャリア共通で、契約日の翌月を1ヶ月目として、

  • 24ヶ月目が契約満了月
  • 契約満了月の翌月と翌々月(25ヶ月目と26ヶ月目)が契約更新月

となり、単純に契約更新月2ヶ月間に解約すれば違約金(契約解除料)の支払いは発生しない。

つまり、自分の契約更新月を確認して、そのタイミングでMNP(乗り換え)を行えば違約金の支払いは発生しないのです。

契約更新月は、インターネットから各キャリアの「My docomo」、「My au」、「My Softbank」にアクセスすれば簡単に調べられます。

また、毎月の利用料金は解約時日割りにならず、1日使っただけでも1ヶ月分請求されるのはご存知ですか?
例えば、4月2日に解約しても2日分の支払いとはならず、丸々1月分が請求されます。

ということは、格安携帯へ乗り換える損しないベストなタイミングは「契約更新月の月末」。
契約更新月は2ヶ月間あるので、1ヶ月目の月末が一番おすすめです。

2.違約金が発生しても元はとれる!

前項では、乗り換えるベストタイミングは「契約更新月の月末」と説明しましたが、契約更新月が半年以上先!というケースでは、それまで待っている間に乗り換えの意志も薄れてしまいますよね。
違約金が発生しても元はとれる!
そこで、契約更新月が遠くて悩んでいる方は、違約金を支払って格安携帯に乗り換えても元が取れます!
もちろん、支払わなくていいならそれがベストですが・・・

冒頭でも説明した通り、格安携帯の売りは「月額料金の安さ」。
携帯キャリアと比較すれば、概ね半額程度に抑えられるのです。

格安携帯(格安SIM)の有名どころでいえば、

  • mineo(マイネオ)
  • UQモバイル
  • Y!mobile
  • LINEモバイル
  • BIGLOBEモバイル
  • QTモバイル

などが挙げられますが、参考に「ドコモ」から「mineo(マイネオ)」に乗り換えたケースで見てみましょう。

「ドコモ」から「mineo(マイネオ)」に乗り換えたときの料金比較

ここでは、スマートフォンの料金プランをご紹介。

ドコモ

ドコモが提供するスマホの料金プランは2種類のみ。ともにカケホーダイプランで最安値のプランでご紹介します。

カケホーダイプラン
国内通話が24時間無料
カケホーダイライトプラン
1通話5分以内の通話が無料
基本使用料 2,700円/月 1,700円/月
パケットパック 3,500円/月
(データSパック:2GB)
3,500円/月
(データSパック:2GB)
インターネット接続サービス 300円/月 300円/月
合 計 6,500円/月 5,500円/月

mineo(マイネオ)

最近ではテレビCMでもお馴染みのmineo(マイネオ)。
複数のキャリアから回線を借りる契約を結んでいるマルチキャリア対応のMVNO。au回線(Aプラン)、docomo回線(Dプラン)が用意されています。

auプラン(Aプラン)

データ容量 シングルタイプ
(データ通信のみ)
デュアルタイプ
(データ通信+音声通話)
500MB 700円 1,310円
1GB 800円 1,410円
3GB 900円 1,510円
6GB 1,580円 2,190円
10GB 2,520円 3,130円
20GB 3,980円 4,590円
30GB 5,900円 6,510円

ドコモプラン(Dプラン)

データ容量 シングルタイプ
(データ通信のみ)
デュアルタイプ
(データ通信+音声通話)
500MB 700円 1,400円
1GB 800円 1,500円
3GB 900円 1,600円
6GB 1,580円 2,280円
10GB 2,520円 3,220円
20GB 3,980円 4,680円
30GB 5,900円 6,600円

以上、ドコモとマイネオの料金プランをご覧いただきましたが、一目瞭然ですよね。

ドコモの「カケホーダイライトプラン」のデータSパック2GBでは、5,500円/月。
それに対して、マイネオの「デュアルタイプ」の3GBでは1,600円/月。

月額だけでも3,900円安く抑えられ、年間では46,800円お得に利用できます。

というように、違約金9,500円の支払いが発生したとしても、格安携帯に乗り換えれば2~3ヶ月で元は取れるのです。

3.まとめ

携帯電話のMNP(携帯乗り換え)は今では当たり前の行為となり、経験した方は多いのでは。
通常は、キャリア間でのMNPが一般的ですが、現在では格安携帯(格安SIM)への乗り換えも増えているのです。

その際、誰もが悩むポイントは「乗り換えるタイミング」。
MNPにはつきものの「違約金」が一番のネックになりますよね。

そこで、乗り換えるベストタイミングは「契約更新月の月末」。さらに、2ヶ月ある1ヶ月目の月末ならよりベスト。

また、格安携帯に乗り換える場合、違約金の支払いが発生しても2~3ヶ月で元は取れます。
更新月が遠くて乗り換えを躊躇っていた方も積極的に乗り換えしましょう。

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