格安携帯への乗り換え手順を解説!

ケータイ・スマホのMNP(携帯乗り換え)をした経験がある方は多いのではないでしょうか?

例えばドコモ~auというように、携帯キャリア間のMNPは一般的ですが、格安携帯(格安SIM)へ乗り換える方が増加してきました。

また、既に格安携帯を利用している方が格安携帯に乗り換えるケースも増えてきています。

格安携帯への乗り換え手順

そんな中、初めて格安携帯にMNP(乗り換え)を行う方から、手順が分からないという相談を受ける機会も多くなっています。

ということで今回は、携帯キャリアもしくは格安携帯から、格安携帯にMNP(携帯乗り換え)する手順をご紹介いたします。

▶︎目次

1.いまさら聞けない「MNP(携帯乗り換え)」とは?

MNPという制度が始まったのがいつなのか覚えていますか?

「MNP(携帯乗り換え)」とは?

このMNPが制度化されたのが2006年10月。
それ以前は、携帯電話会社を変えたいときは、一度元の会社を解約してから新たに契約が必要になり、もちろん電話番号は変わっていました。

それがMNP制度の導入によって、簡単な手続きで電話番号を変えずに携帯電話会社の乗り換えができるようになったのです。

MNPは、Mobile Number Portability(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)のそれぞれの頭文字を取って「MNP」と一般的呼ばれるように。

日本語に直訳すると、Mobile Numberは「携帯電話番号」、Portabilityは「携帯できること。持ち運びができること。」つまり、携帯電話番号は変わらずそのまま他の携帯電話会社に持ち運びができる制度ということです。

2.格安携帯(格安SIM)に乗り換える手順

格安携帯(格安SIM)にMNPする場合、どんな手順で進めていけば良いのか?

ドコモ・au・ソフトバンクの携帯キャリアから格安携帯への乗り換え、格安携帯から格安携帯への乗り換えでも、基本的な手順は同じ。

  • ステップ➀ 現在在契約している携帯電話会社で「MNP予約番号」を取得する
  • ステップ➁ MNP予約番号を使って新規契約する

以上の2ステップで格安携帯(格安SIM)へのMNPは完了。それぞれの手続き方法を簡単にご説明いたします。

ステップ➀ MNP予約番号を取得する

MNP予約番号の取得は、携帯キャリアとMVNOで手順が異なります。

格安携帯(格安SIM)に乗り換える手順

MVNOとは、携帯キャリアから通信回線を借りて格安携帯電話サービスを提供している事業者の呼び名。
Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)の略語です。

携帯キャリアの場合

携帯キャリアで契約している方のMNP予約番号の取得方法は、

  • 電話
  • 携帯キャリアのショップ
  • インターネット

といった方法で取得できますが、電話での取得が待ち時間もなくMNPの説明もしっかり聞けるのでおすすめ。

ドコモ・au・ソフトバンクの受付窓口は以下の通り。

◇ドコモ(インフォメーションセンター)
ドコモ携帯電話:151(無料)
一般電話など:0120-800-000(無料)
受付時間:9:00~20:00(年中無休)

◇au(携帯電話番号ポータビリティ受付窓口)
au携帯電話、一般電話共通:0077-75470(無料)
受付時間:9:00~20:00(年中無休)

◇ソフトバンク(携帯電話番号ポータビリティ(MNP)お問い合わせ窓口)
ソフトバンク携帯電話:*5533(無料)
一般電話:0800-100-5533(無料)
受付時間:9:00~20:00(年中無休)

電話が混雑していなければ、解約時の説明などを含めて10分程度でMNP予約番号が取得可能。

また、MNP予約番号を取得しただけでは解約とはならず、移転先で新規契約が成立した時点で解約し、以下の事務手数料が最後の請求に含まれます。(税抜額)

  • ドコモ:2,000円
  • au:3,000円
  • ソフトバンク:3,000円

MVNOの場合

格安携帯を提供するMVNOからMNP予約番号を取得する場合、インターネットのそれぞれの会員ページからの取得が一般的です。

現在契約しているMVNOの会員ページでMNP予約番号の発行手続き(入力に5分程度)を行います。
そこで直ぐに番号は発行されず、1日~3日程度でMNP予約番号がメールで届きます。

また、携帯キャリアと同様に移転先で新規契約が成立した時点で解約し、解約事務手数料はMVNOで多少異なりますが、概ね2,000円(税抜)が必要になります。

以上のように、MNP予約番号は簡単に取得できますが、注意点としてMNP予約番号には取得日を含めて15日間という有効期限があることは理解しておく必要があります。

この15日を過ぎると取得した番号は無効になるので、新しいMVNOでは契約を受け付けてくれません。万一期限を過ぎた場合は、再発行の手続きが必要なになるので、有効期間の確認は忘れずに行いましょう。

ステップ➁ MNP予約番号を使って新規契約する

MNP予約番号は取得できたら、15日以内に新しい格安携帯を提供するMVNOと契約すれば手続きは完了です。

基本的にMVNOのWebサイトから申し込みフォームを利用して契約を結びますが、多くのMVNOでは以下のものが必要になります。

  • MNP予約番号
  • 本人確認書類(運転免許証、パスポートなど顔写真入りの身分証明書)
    ※健康保険証の場合は、別に補助書類(住民票、公共料金領収書など)が必要になります。
  • 本人名義のクレジットカード

申し込みの際、MNP予約番号とクレジットカード情報は入力しますが、本人確認書類はアップロードする形になるので、事前に写真を撮影してjpegに変換しておくとスムーズに進められます。

これでMNP(携帯乗り換え)は完了となり、ほとんどのMVNOでは新規契約事務手数料として3,000円(税抜)が必要になります。

3.まとめ

格安携帯(格安SIM)は今ではテレビCMでもお馴染みになり、身近な存在になっています。

格安携帯の一番の特徴は月額料金が安いことであり、携帯キャリアのユーザーが格安携帯にMNP(携帯乗り換え)するケースも増えています。

格安携帯へのMNPの手順は、MNP予約番号を取得して、新しいMVNOで新規契約を結ぶだけ。
このように手続きは簡単ですが、解約時に2,000円と、新規契約時に3,000円の計5,000円(税抜)が必要になることは覚えておきましょう。

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